7月の終わりに、リトミック研究センターの夏期特別講座を受けてきました。
“リトミック”を体験するのは初めて、見るのも初めて、“リトミック”とは何ぞやすら知らずに(笑)行ってきました。
そもそものきっかけは・・・
日頃自宅でピアノの先生をしている方が、時々同じ職場に働きに来られるので、色々お話をうかがっていると、親が2歳の子にピアノを習わせようと必死で困ると言われていました。自分の子には才能があるんじゃないかと思うんですけど・・・と連れてこられるようです(笑)
でも、そんな2歳の子にいきなりピアノを教えることに限界を感じ、そのピアノの先生はリトミック研究センターでリトミックの免状をもらうため、2年学ばれたそうです。
“リトミック”って??
甥っ子が保育園でリトミックをしているという話を聞いていたので、音楽を体で感じるようなことなんだろうな~くらいの知識でした。
そのピアノの先生にどんなことするのか聞いてみると、色んな例はあげてくださるけど、それがどう子どもにプラスになるのかは掴めませんでした。そこで、そのピアノの先生に一度レッスンを見せてもらえないかと頼んだら、ちょうど先生が学んだ所が夏期講座をするとのことで、百聞は一見に如かず ってことで、参加した次第です。これも子ども教育に興味があってのことです。
実際に参加してみると、丸一日の行程は、講義的なものはほとんどなく、実際に子どもに体験させていることを私たち参加者がやってみるという実技でした。
・音楽に合わせて体でリズムを感じる
・歌の歌詞に合わせて色んな動物や植物を自由に体で表現する
・合図に合わせてすぐに反応してリズムをとる
などなど
子どもたちは喜んで楽しんで参加しそうだな~とは思いました。子どもたちにとったら、ただ楽しい!ということだけでもちろん十分だと思いますが、この“リトミック”は大人がある目的を持って考えたものである以上、その目的・ねらいの部分を知りたかったのですが、あまり触れてもらえませんでした。
そこで、本を読んでみました。


両方とも同センターの会長の本です。
色々納得する部分があり、“リトミック”って色々な可能性があると感じました。
一部抜粋・・・
私たちの行動表現は「頭脳と筋肉が同等の理解を持つこと」が理想・・・。そうすれば、自分の考えている通りにからだを動かすことができるからです。
・・音楽は、頭脳と筋肉が同等の理解を持つ訓練をするのにはとても有効なのです。
抜粋終わり
“リトミック”は、それを提供する大人の力量がとっても問われます。実際に、私も講座で3人の先生が入れ替わり指導してくださいましたが、楽しさと体の爽快さが全く違いました。
こんな指導法もあることを知って、他の分野とのコラボで何かとってもおもしろいことが出来そうなヒントをもらえました♪