2011年8月11日木曜日

保育の豆知識

保育について勉強を進めています。
布絵本などの子どもの玩具を作る上でも大事な知識だし、自分自身のこれからの人生でもきっと役立てられる日が来るはずと信じて。
保育士の通信教育と、今月は週一回の保育についての講座に参加しています。

講座を2回終えた所で、学んだことを覚書しておこうと思います。
子どもとのコミュニケーションと離乳食についての講座でした。
内容については、ほとんどが口頭での内容を書き留めたものです。
内容について一切責任を負えませんので、ご容赦下さい。

では箇条書きでスタート!

〈子どもとのコミュニケーション編〉

■まだ言葉は分からないはずだと決めつけない。
ちょっと家事をしよう、お手洗いに行こうと、子どもの目の前から居なくなるときは、必ず「◯◯に行ってくるね。」や「バイバイ」と必ず声をかける。戻ってきたら、「ただいま」と声をかける。

もし、何も声をかけないで立ち去る癖があると、子どもはこの人はいつの間にか目の前から消えてしまう危険な人だ、用心ならん!と認識して、どこへ行くにも後追いをしたり、居ない間は不安で泣き叫んだりしちゃうようです。

■子どもは"今"の平等を求めている
兄弟姉妹がいる場合、上の子も下の子も同じように育てているでしょう。下の子が今してもらっている優遇について、上の子に「あなたも同じ年頃にはしてもらってたのよ」と言い聞かせても、子どもは納得できません。"今"の平等を求めているから。
まずは、「あなたも同じようにされたいよね。」とこどもの気持ちに共感してあげる事が大切ということです。


■子どもにとって不利な約束ばかりしない
「危ないからここで遊んではダメ。」
「お菓子は買わないって言ってるでしょ。」
「あとでね。」
こんな不利な約束ばかりでは、反抗心ばかりが育ってしまう。
子どもにとって不利な約束をしたら、その後のフォローが大切。
「さっきは車がいっぱい通ってて危なかったけど、ここなら遊んでいいよ。」
「今日は好きなお菓子を1つ選んでいいよ。」
「さっきあとでね、って言ったでしょ。じゃあ今から一緒に遊ぼうか。」
子どもは、約束を守ったらいいことがあるという経験を積み重ねることで、約束を守れる子、待てる子に育つということです。


■禁止用語は使わない
子どもは、言われた言葉がそのままイメージに直結してしまう。
「走ったらダメ!」と言われる→「走る」が頭にイメージとして強く残る→走ってしまう
「ここでは歩こうね」と、子どもにしてもらいたい動作を言葉にすると、子どもには「歩く」ことがイメージされる。して欲しいことを伝える方が、効果的。


■"かみぐせ"は言葉でうまく言えない子どもの自己防衛
お友達のことをすぐ噛んでしまう子ども。言葉でうまく伝えられないのです。
子どもが噛んでしまったら、「大丈夫。大丈夫。」とまず抱きしめてあげる。「かまなくていいよ。お友達イタイイタイだよ。」「何か嫌やったんやな。」と、自己防衛をしなければならなかった不安を包み込んであげる。そうすると、噛んでしまう子との間に信頼関係が生まれる。
噛んでしまう子は、今度嫌なことがあったとき、この人の所に来たら、自分の気持ちが分かってもらえると感じ、噛む前にその人に訴えに行くようです。
※内容は保育士研修のものなので、噛む子の親が噛まれた子の親の前で、この対応は難しいものがあると思います。噛まれた子には、もちろん他の保育士がすぐ対応。


■まだ言葉を発せない1歳児との会話
子どもはいつでも主張する。自分にできる精一杯の指さしジェスチャー。
子どもの指さしジェスチャー(要求)にうまく応えられると、子どもはこの人のことは信用できるかも?と感じるよです。コミュニケーションの形成から信頼関係に繋がっていきます。


■何歳であっても、わからないことは子どもに聞く
日頃対応していない子どもの面倒をみるとき、いつもはどうしているんだろう?とわからないことが多いもの。
わからなければ子どもに聞きましょう。
その子がいつも遊んでいる遊具なら、「どうやって遊ぶの?」
ズボンを履かせてあげるなら、「どっちの足から履く?」
トイレに連れて行くなら、「これ(子ども用便座)使う?」「一人で座れる?」


■今の時代、子どもの何を育てるのか
昔は、世間一般のルールがだいたい同じであったため、自由度は低かったものの子育てはしやすかった。しかし、今は色々な価値観が認められ、選択肢が増えてきた。自由度が増した分、選んだことに責任を持たなくてはいけなくなった。
これからの人を育てるには、"選ぶ力"を持った子どもに育てることが
大切になる。


■子どもをほめるこつ
その場で、具体的に、心から。


■いつまでも直らない癖への対応
「大丈夫だよ。いつか直るよ。」
大人は子どもに、いつかは直ると希望を抱かせる。
なかなか直らないオネショであれば、「大丈夫だよ。一緒にお布団を干そうね」と声をかけたり、「シーツを洗濯しようか」と洗濯機の使い方を教えてあげたり、洗えば済むことだと気持ちを軽くしてあげる。


■わざとじゃないことは叱らない
お友達同士で遊んでいて、力が入り過ぎて相手を転ばせてしまった時、「何してるのー!!」といきなり叱るのでなく、まず「大丈夫?ビックリしたね。」とまず声をかける。入り口が大事。


以上、離乳食編はまた今度にします。まとめているうちに、ボリュームが大きくなってしまいました。



1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

勉強になりました!!
離乳食編も楽しみにしています♪

きたちゃん