2009年12月22日火曜日

エロール・ル・カイン展のすすめ

今日は『イメージの魔術師 エロール・ル・カイン展~めくるめく絵本原画の世界~』に行ってきました。

さくらももこがすごく影響を受けたと言っていたので、とても気になっていたんです。

場所はJP京都伊勢丹の美術館えきKYOTO。

原画はやっぱりきれい~ 素晴らしかった!

入場してすぐ目につくディスプレイで、「あっ 私この人の世界好きだー♪」といっぺんに入り込みました。
カインさんは、とっても楽しい世界を作り出せる方です。全く同じ話を聞いたとしても、彼が想像する世界には、私には想像できないようなとっても楽しい仕掛けや多様な色彩が広がっているんだろうな~とうらやましくなりました。でも、こうして描いてくださることで、その絵をヒントに、その続きの世界を私は胸を躍らせながら広げることができる。それも素敵な事です。




画材は何でしょう?展示会ではたいてい注釈に画材が書いてあるのに、今回は1つも書かれていませんでした。ネットでも調べてみたのですが・・・見当たりません。内緒なのでしょうか??
1つの絵に、様々な画材を組み合わせて描いていたのは確かです。アクリル絵具?と色鉛筆、カラーインク?と透明水彩絵具 などなど。



鑑賞中には、絶対に絵本を買って帰ろう!と思っていたのですが、実際に絵本を見てみると・・・カインさんの絵の価値がちょっと下がってしまっているように感じました。なので、今回はポストカードだけを買うことに。


なんでそう感じたのか・・・
翻訳の文章の字体とボリュームが絵とアンバランス?
印刷の紙質がしっくりこない?
もしかしたら、全面に絵を配して、下帯や絵の一部に短い文章が入るくらいがいいのかも。



絵で語るのか、文で語るのか・・・どちらもボリュームがありすぎると、見る側の思考がちょっと窮屈になってしまうのかな~ と感じたりしました。 なんてえらそうっ(>_<) でも、彼の絵をどうしたら素晴らしいままに素晴らしく観ることができるかを考えた故。お許しを。


とにかく彼の絵は素敵で大好きです!



27日まで美術館えきKYOTOでやってるので、是非行ってみてください♪




伊勢丹の今月のディスプレイもお気に入りです。

イラストレーターはフィンランド育ちのイラストレーター兼アーティストのKLAUS HAAPANIEMI(クラウス・ハーパニエミ)さん。世界観と色使いがとっても素敵でワクワクします♪


こちらがサイト
http://isetanchristmas.jp/#ja

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