2008年9月14日日曜日

江國香織を読む

江國香織の短編集『つめたいよるに』を読んでみました。
この本大好きです。
その一言に尽きる。

日常の中にある“空しいこと”“悲しいこと”“どうしようもないこと”・・・そんなことに直面したときの人の心情やどうしようもない状況をどう捉えるかを、多くを語らずにやさしい表現と独特の世界観で、本当なら悲しみに暮れてしまうはずの心をやさしい暖かい場所へと運んでくれる。私はそんな気がします。だから読み終わった後は、とっても暖かかったり、悲しいけど救われるような、いい気持ちになりました。
いい本に出会ったなぁ・・・ ほのぼの。

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