2008年12月8日月曜日

投資セミナーでお勉強(-"-)

日曜日は、ダンナさんと外為どっとコム主催の『今日からはじめる投資ライフ ~金融不安の中の資産運用術~』のセミナーを受けに、大阪・中之島の大阪国際会議場へ行ってきました~。

大阪国際会議場の5階ホールはとっても広くてきれい。1つ1つの椅子にデスクが収納されているんですよ~感動!!

竹中平蔵氏ファンのダンナさんが申し込んでくれていたのです。

ダンナさんはかなり前からファン。著書『経済ってそういうことだったのか会議』も絶賛してます。私にも勧めてくれました。さらに、ずいぶん前に私の地元で市民大学講座という年3回くらい講座に竹中平蔵氏が来られて、母が申し込んでてくれたのでダンナさんと私が聴きに行ったのですが、そこでも拍車がかかって大ファンになったようです。







さて、今回のセミナーは竹中氏による「世界を見渡すと日本経済が見えてくる」という講演と、竹中氏が大臣だった頃の右腕と言われる木村剛氏による「ゆとりある未来を手に入れる資産運用!5つのルール」という講演がありました。




竹中氏の講演は、前回の大学講座同様、メモ取りまくりました。

竹中氏の話はとっても分かりやすくて、視野はとっても広いんだけど、わかりやすい例やイメージが膨らみやすい小話をしてくれるので、話にどんどん引き込まれます。
竹中氏が今年1年を振り返って印象に残ったこと。
①韓国の李 明博(イ・ミョンバク)大統領就任。
彼は両親は韓国人で、日本大阪で生まれ育ったが、第2次世界大戦後家族で韓国へ帰郷。帰郷後の暮らしは極貧で、彼自身も小学生時代から働かなければならないほど。少数しか高校に行けない時代、昼間は働きながら夜間の高校に通い、大学も自分でお金を稼ぎながら通ったという。←自叙伝が出ているそうで、おもしろいみたいですよ。
韓国にそんな不屈の精神を持った大統領が誕生したことが、改めて“リーダー”の必要性を感じさせたという。アメリカのオバマ氏が選ばれたもの、アメリカ国民が“リーダー”を追い求めた結果。
日本は・・・ 世界で今100年に一度の金融危機と言われているが、日本は100年に一度のひどい内閣が誕生した・・・という見解みたいです(笑) 今こそリーダーが必要!
②“デジタル革命”
竹中氏が、ブラジル銀行の東京支店へ電話をかけて、自動音声に従って、オペレータと話す操作をすると、なんとブラジルサンパウロにいるオペレータと繋がったそうです。東京支店なのにサンパウロ?
今や全てがグローバル、地球規模で行われている。 アメリカでは、仕事の発注をインドにピピッと送って、アメリカ人が寝ている間にインドで安い賃金で仕事が行われ、アメリカ人が出勤した頃に出来上がった仕事がインドからピピッと送られる。 そういうフラット化した社会への対応力が必要となる!
そんな話から、サブプライムローン問題からの連鎖問題、日本で起きている問題を色々話してられましたが、日本はサブプライム以前から長年経済成長率が低迷し不況が続いていた、そこへサブプライムアッパーを受けて崩れ始めたわけです。
原因①日本が改革をしなくなった→期待成長率が下がる→企業の投資が減る、個人の消費が減る
原因②コンプライアンスが厳しくなった→規制が増えた
そこで提言されていたのは、やはり新“リーダー”の誕生、さらに金融機関に預貸率(貸出し額/預金)の目標数値を設定すること。(アメリカ・ヨーロッパに対し、日本の預貸率は非常に低いそうです。)
上場企業の破綻が相次いでいますが、31社中17社が黒字だったにもかかわらず・・・ しかも、規制強化によって貸金業者も激減し、中小企業が借りる先が無くなっている・・・
さらに規制の緩和。消費者の安全・安心を守るという盾で、形ばかりの規制が企業を苦しめている。
経済は刻一刻と変化しているから、投資をする場合はその都度自分で判断できるように感性を研ぎ澄まさなければいけない、とのことでしたが、私には・・・(;_:) ダンナさん、頼りにしてます。
とりあえず、竹中氏の見通しでは、アメリカは来年後半から徐々に盛り返すのでは?(期待を込めて)、中国は成長率は下がってきているものの、あと1・2年は成長するのでは?、韓国は今日本以上に深刻だけど不屈のリーダーが引っ張るので見過ごせない。
日本は、政権再建が起こる地殻変動の年になるのでは?でもその場合2年くらいはかかるだろうとのこと。
色んな方の話を聞きながら、お金を運用していきたいですね~
あぁむずかしっ(>_<)

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